[産直へ行こう] 新設 道の駅へ行ってみた

国土交通省 “道の駅 第48回登録” では新たに17駅が追加され、合計1,134駅となった全国の道の駅。その中で、今回は長野県に新しく追加された2つの道の駅を巡ってきました。

【道の駅とは】

道の駅は
・駐車場やトイレなどを含めた「休憩機能」
・道路状況や地域の観光情報を提供する「情報発信機能」
・地域のにぎわい創生や災害時の防災拠点となる「地域連携機能」
これらの機能を有する複合施設です。

道の駅の多くは、その地域で採れる新鮮や野菜や名物・特産品を扱う産直施設を構えており、地元・遠方からを問わず訪れた人が、来て・見て・買って・食べて楽しめる場所となっています。

【1】 2018年4月 新規オープン

道の駅 南信州とよおかマルシェ

長野県南部の豊丘村は、りんごや梨といった果物、そして干し柿の「市田柿」で有名。2018年4月末、その豊丘村に新しく道の駅がオープンしました。

ゴールデンウィークに合わせて新規オープンした道の駅

直売所「四季彩市場」には地元の山菜や市田柿などの特産品がいっぱい

地元スーパーも併設され地域に密着した道の駅となっています

建物も今風でおしゃれな道の駅。地元スーパーとの一体化により、観光客だけでなく地域住民とも密着した施設となっていくでしょう。絹のような舌触りのソフトクリームや焼きたての手作りパンは大人気でした。

南信州とよおかマルシェの詳細はこちら

【2】 2017年12月 道の駅へ転身オープン

道の駅 女神の里たてしな

2017年末、農産物直売所「農ん喜村(のんきむら)」に情報発信機能を持った施設を新しく追加。道の駅へと転身オープンしました。

敷地内に情報発信を行う施設が新しく追加されました

農産物直売所と食事処は農ん喜村の施設をそのまま流用

直売所の外には地元の野菜がたくさん並びます

建物の中には信州蓼科ならではのお土産が数多く揃います

食事処のん喜亭では、蓼科りんごを使ったカレーや地元の山菜を使った地域特有のメニューが豊富。オープンすると同時に、待っていたかのようにお客さんが流れ込むほどの盛況ぶりでした。

女神の里たてしなの詳細はこちら

【番外編】 2018年4月に来館者600万人達成!

道の駅 雷電くるみの里

『いよいよ来場者600万人達成』そう聞いてはじっとしていられない。女神の里たてしなから車で北へ20分。県内屈指の人気を誇る道の駅を訪問してきました。

上信越道沿いの広い駐車場も車がいっぱいになるほどの人気ぶり

まずは雷電像に県内出身 “小結 御嶽海” の夏場所大活躍を祈願

雷電焼きは餡の中にくるみたっぷりで食感が最高

特産品のくるみをたっぷり使った香ばしい “くるみおはぎ”

こちらもくるみ味噌をたっぷり塗ったもちもちの “わらじ焼き”

特産品のくるみを使った商品はどれも魅力的

手書きのPOPに彩られた、活気あふれる売り場には、特産品のくるみを売りにした数々のおみやげ品が。来場者600万人も納得の数字です。ちなみに購入させて頂いた品は、どれも香ばしいくるみの香りと味で大満足でした。

雷電くるみの里の詳細はこちら

道の駅(産直)へ行くということ

地域活性化は、まずその地域のことを知ることから始まります。今回、その地域について知る身近な方法の一つとして、産直を構える道の駅を訪れるのは有効だと感じました。
観光で有名なところはどこか、どんな特産品が手に入るのか …… その土地の魅力や特徴がギュッと詰まった場所、それが道の駅でした。

既に第49回登録では新たに11駅が追加され、計1,145駅まで増えた道の駅。外部に向けて地域の魅力を発信する道の駅は、今も増え続けています。これはじっとしてはいられませんよね。

さあ、「産直へ、行こう」

編集

産直ごーごー
ニチノウ食品株式会社

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